赤井 英和さん 大阪市出身
大阪市生まれ。浪速高校1年でボクシングを始め、3年のときインターハイ優勝。近畿大学4年在学時にプロ転向。ジュニアウエルター級でデビューから12戦連続KO勝ちの日本タイ記録を樹立。85年に大和田正春戦で脳挫傷の重傷を負い引退。 89年「どついたるねん」で俳優デビュー。93年に佳子夫人と結婚。3人のパパとして、97年にベストファーザー賞を受賞。 98年暮れに大阪歌舞伎座の「石川五右衛門」で初座長を務め、02年1月には同じく大阪歌舞伎座で川中美幸さん主演の舞台「晴姿花の女棟梁」に友情出演予定。 「ごきげん!ブランニュ(ABCテレビ・土曜深夜)」レギュラー出演中
いつまでも続けたい「おやすみのチュー」
−−赤井さんの子どものころと今の子どもとで環境が一番違うところはどんなところですか。

 私の育ったところは大阪市西成区、下町ですよね。僕らの子どものころは空き地だとか路地だとか遊ぶところがたくさんありました。それで、年代の違う子どもたちが同じ場所に集まって、子どもたちの社会ができあがってたんです。5歳も上のお兄ちゃんがリーダー的な存在になっててね。  今の子どもは学校の同級生とか同じ年代の子どもと遊ぶことがほとんどだと思います。ウチの場合は8歳、7歳、5歳って近いので友達のように遊んでますが、家にこもって遊んでることが多いみたいですね。

−−最近、身近に子育ての相談ができる相手がいない親御さんが増えてきています。

   僕らの子どものころは町内でもあちこちで地蔵盆みたいなんがあって、その日は近所のおじいちゃん、おばあちゃんが張り切って、お供えのお菓子なんかを子どもに分けてね。その日だけは友達どうし8時9時まで遊んでいいとかありましたよね。これなんか地域の活動としていろんな年代の人がコミュニケーションとるにはいい活動だと思うんですよね。今はマンションが増えて、あまり見かけなくなりましたね。

−−ドラマにバラエティーにと、お忙しい赤井さんですが、家ではどのようにお子さんと接しているんでしょうか。

  ウチはね寝るのが早いんですよ。8時になって寝られへんのは日中の遊びが足らんのやというのがヨメさんの考えなんですよ。もう8時前になったらご飯食べてる最中に眠りかけてるときありますもん。それで、僕が家におるときに恒例にしてるのが「おやすみのチュー」なんですよ。必ずね、寝る前に順番に追いかけまわして捕まえてキスしてやるんですわ。

−−子どもたちは素直に受け止めてるんでしょうか。

 いやいや、一人を捕まえてチューしようと思ったら後の2人が助けにきてなんとか3人で逃げようとする。それをまた捕まえたるっていう感じで、キャーキャー言ってもう大騒ぎですわ。それってねよく見てると、皆で力を合わせてチームワークがいいんですよね。きょうだいで仲がいいっていうのも人間形成には大切ですよね。

−−でも家にいるときはいいですが、家になかなかいる機会がないのでは。

 僕は収録が早く終わったりしたら飲みにとかはあまり行かず、できる限り早く家に帰りますね。子どもと大暴れするって楽しいじゃないですか。まあ、子どもが大きくなってくると、それもだんだんなくなってくるんでしょうけど、できるだけ続けたいですよね。

−−家にいるときは家事の手伝いなどするんですか。

 ヨメさんのやること(仕事)って見てたらホンマに多いですよ。僕も忙しいけど、僕の仕事をヨメさんに手伝ってもらうこともあるから、家にいるときぐらいは炊事とかできることはやってますね。

−−食事は皆一緒に?

  そうです。食事は話をしながらみんなで食べるというのが基本です。そこで今日一日何があったか、話してくれるんですよ。そこで会話が生まれる。それにね、最後の「ごちそうさまでした」っていうのも日替わりで家族の誰かがリーダーって決めて音頭をとるんですよ。ウチは食後の食器は各自が台所まで運ぶんです。そんなこととか赤井家のルールなんていうのを決めて家族で仲良くやっていこうと思ってますね。

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