桑名 正博さん 大阪市在住
70年大阪万博でバイト、渡米を決意。帰国後「ファニーカンパニー」結成。76年「哀愁トゥナイト」ヒット。
《写真左下》チャリティーCD「ハートエイド/旅の途中〜ドイツより愛をこめて〜」
※昨年末リリースのCDは、西城秀樹さん、松本孝弘さん、河村隆一さんをはじめとした多くのミュージシャンが参加。その収益金はすべてドイツ国際平和村へ、寄付されます。
(1,000円・税込/FUNNY RECORDS)
http://www.heartaid.jp
14〜15歳で人生決まるワケじゃない!
−−障害者支援のボランティアなどをよくされていますが・・・

 ライブのときに、騒音やゴミなど迷惑かけるので、会場周辺にあいさつにいくようになって、中には障害者施設や高齢者ホームなんかもあって出入りするようなったのがきっかけ。それと仲がよかった友達がくも膜下出血で倒れて、退院後のリハビリにつきあってるうちに、街中の構造物の不便さを痛感しました。今、よくいわれているバリアフリーの問題ですよね。
そんなことで、ネットワークをつなげていって大きくなったのが今の状態ですわ。だから僕自身はボランティアをやっているという意識はないんですわ。友達の輪をつないでいった結果です。
長男は、すでに独立して東京で一人暮らしですが、次男の場合は幼いときから僕と一緒に障害者施設に出入りしており健常者も障害者もまったく意識なくおつきあいしてますよ。小さいときからいろんな人とふれあうのは非常にプラスになってる部分が多いと思いますね。

−−お子さんは現在中学生ですね・・・。

   それがね、あんまり学校には行ってへん。一応は親として「学校には行ってくれ」とは言うけど、まだ中学生やないですか。14〜15歳で人生決まるワケじゃない。ましてや中学に行ったか行かないかだけできめつけんといてほしい。30歳、40歳過ぎてから何をやってるかですわ。そのときになって「ああ、学校行っとけばよかった」て思う人は、それから学校に行き直したりしますやん。

−−桑名さんから現在、子育てに奮闘している親御さんにメッセージを!

  子どもに気をつかいすぎて、親の意見を変えたり、生き方を変えたりする必要はないと思います。たとえば、子どもの学校のために家族みんなで引っ越したりね。そんなことは必要ないと思う。子どもがプレッシャー感じるからなぁ。
それと子どもがかわいいのはわかるけど、子どもを親離れさそうと思ったら、その前に親が子ども離れせなあかんね。

−−昨年末にドイツ国際平和村の支援CDを発売されましたね。

 2001年6月に、次男とドイツの平和村に行ったんですよ。ここはNPO(民間非営利組織)で、アフガンや世界の紛争が起こっている地域で母国での療養が難しくなった子どもたちを欧州の病院で治療し、ドイツにあるリハビリセンターで療養して母国に返す活動をしてるんです。飛行機が紛争地域に着くと子どもを抱えた親が1,000人以上も集まってくるそうですよ。でも収容人数が限られているのですべての子を助けられないのが現実。
ここにちょっとでも資金が入ればリハビリセンターも増やせるし、少しでも子どもたちが助かると思いますねん。
たとえば日本国際平和村なんかもできないのか、と思ってやりだしたんですけどね。賛同してくれたアーティストや関西の企業が集まって一番いいところを模索していこうやないかと話し合ってます。

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