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調理実習講座のレシピ公開 詳細

からだにやさしい食べ物講座/卵・牛乳・を使わないおやつ(アレルギー対応)

(注)アレルギー食・アレルゲンの品目と代替え食品等注意点について(注)

アレルギー食


食品名

代替え食品

(自分勝手に判断しないこと)

一品料理

(自分勝手に判断しないこと)

食べてはいけないと予想される

加工食品(内容表示を確認する。

特にばら売りについては不安!)

鶏卵 魚・大豆・豚肉・牛肉 煮魚・焼き魚・焼き肉・すき焼・いなり寿司

パン・ケーキ・ビスケット・マヨネーズ・プリン・アイスクリーム・天ぷら・中華そば・はんぺん

牛乳 豆乳・小魚・加水分解乳(アレルギー用ミルク)・緑黄色野菜・海藻類 魚缶詰・ちり鍋・野菜料理

ヨーグルト・乳酸菌飲料・菓子パン・ケーキ・クッキー・チーズ・バター・アイスクリーム・キャラメル・その他乳製品使用の菓子類

小麦 米・デンプン・低アレルギー小麦 もち・せんべい 各種パン類・うどん・パスタ類・ケーキ・ビスケット・天ぷらの衣・ハンバーグのつなぎ
そば 米・小麦 米飯・混ぜご飯・寿司・うどん・そうめん・冷麦 日本そばの各種麺類・そばまんじゅう・そばがき
落花生(ピーナッツ) アーモンド・松の実(但し、すべてのナッツ類がアレルゲンのこともあります) 落花生以外の炒り・味付きナッツ類 バターピーナッツ・ピーナッツバター・殻つき・茹で落花生
魚介類(あわび・いか・えび・かに・いくら・鮭・さば) かれい・あじ・さんま・たら・うなぎ・いわし・カツオ・たい・にしん・ぶり・まぐろ・かき・さざえ・ホタテ貝・しじみ・あさり等 煮魚・塩焼き・蒸し魚(生や揚げ物は禁止ではないが注意する。) 魚肉ソーセージ・かまぼこ・ハンペン・さつま揚げ
肉類(牛肉・豚肉・鶏肉・ゼラチン) アレルゲンになる食材以外の食肉 卵焼き・焼き肉・豆腐・納豆・焼き魚 ハム・ベーコン
大豆 卵・魚介類・獣鳥肉類・大豆を含まない味噌・しょう油・塩 卵焼き・焼き魚・焼き肉 豆腐・油揚げ・高野豆腐・味噌・しょう油・しょう油せんべい・大豆を含む乳化剤
ヤマイモ じゃが芋(じゃが芋のアレルギーもあります)さつま芋 ポテトサラダ・粉ふき芋・スイートポテト はんぺん・つみれ・練り製品
果実類(りんご・もも・オレンジ・バナナ・キウイフルーツ) 温州みかん・ぶどう・柿・すいか・梨・さくらんぼ・メロン 禁止以外の果物 禁止されているドライフルーツやチップス類
まつたけ シイタケ・えのきだけ・まいたけ・しめじ 網焼き・鍋物・煮物・蒸し物 まつたけ・ご飯・まつたけの土瓶蒸し・すまし汁
クルミ ごま・カシューナッツ・アーモンド クルミ以外のナッツ類・ゴマ和え・ゴマ団子 くるみ和え・クルミパン・クルミ餅・くるみゆべし

☆食物アレルギーは「食物を摂取することにより免疫学的な機序により起こる生体反応」と定義され原因となる食物の摂取の回避(除去)がもっとも合理的かつ有効な治療となります☆

  1. 必ず医師における食物アレルギーの原因抗原の診断を受け、除去しなければならない!!食物の種類と程度を具体的に指示してもらいましょう。(注)自己流で進めることは避けましょう。! 
  2. 食物アレルゲンの加熱・加工状況や摂取量、お子さんの過敏症状の程度に合わせて症状の出現の仕方が違う場合もあります。食材や調理方法、分量など、除去の内容を正確に理解しましょう。
  3. 除去する食品のかわりの食品を適切に選び、成長期にある子どもに必要な栄養を過不足なく摂ることが大切です。
  4. 乳幼児に始まった食物アレルギーの多くは、成長と共に治っていく事が多いので、経過を観察しながら、除去食を解除して行きます。解除のタイミングや進め方についても医師の指導を受けましょう!!
  5. 食品除去を一定期間続けても症状の消失や軽快が見られない場合は、中止を考え、原因の見直しをします。アレルギー症状がなくなった場合や、意図せず口にしたときに症状がなくなった場合にも食品除去を解除できる可能性を検討します。(注)いずれの場合も医師に相談し、指示に従いましょう!!
  6. 食物摂取後アナフラキシー反応を起こすお子さんの中には、成長しても改善しないこともあります。中には、ごくわずかな量のアレルゲンを含んだ食品によっても症状が出る場合があります。

☆加工食品は、アレルギー表示をチェックする事も大切です。

☆食物によるアナフラキシー反応とは、食物摂取後、複数の臓器に即時型アレルギー症状(ジンマシン・咽頭浮腫・嘔吐等)が現れる場合のことをいい、循環不全を伴う場合をアナフラキシーショックといいます。

(注)食物アナフラキシーの場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります!!!

 

====これから離乳食を始める保護者の方へ====

食物アレルギーについて正しく知りましょう

  • お子さんが誕生して,そろそろ離乳食を始めようと考える時期ですね。離乳食を始めるに当たり,食物アレルギーについて,心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。食物アレルギーについて正しく知り、バランスの良い食生活をスタートしましょう。

☆食物アレルギーってなに?

  • 食物アレルギーは食物によって起こるアレルギー症状で、多くは、食物に含まれるたんぱく質が、アレルギー反応を引き起こします。乳児期に多く発症し、成長とともに軽快していくことが多いのが特徴です。

☆食物アレルギーで起こる症状

  • 皮膚のかゆみや湿しん,口や目のはれなど多くみられます。その他に腹痛やゼーゼーして息が苦しくなるなどの症状がみられることもあり,まれに,意識障害や血圧低下などのショック症状(アナフィラキシーショック)を起こすなど,命にかかわることもあります。

☆原因となる食物は

  • 乳児期は、鶏卵・乳製品・小麦が多く、乳児期になると魚卵・ソバ・甲殻類(えび・かになど)・ピーナッツ・果物類で新たに発症する例がみられ、学童期からは甲殻類やソバが多くなります。

誤った判断で食物の除去をすることは、危険です。

  • 食物アレルギーの治療の基本は、正しい診断に基づいて,必要最小限の原因食物を除去すること(食べないこと)ですが,子供のアレルギーを心配するあまり,思い込みで食物の除去をしている例もみられます。誤った判断で除去を行うと、栄養が偏り,子供の発育・発達に影響を与えることがあります。食物アレルギーかもしれないと思ったら,医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。

※※※よくある質問 Q&A※※※

Q1.食物アレルギーと思ったら、どうしたらよいでしょうか?医療機関のかかり方についても教えてください。

A.食物アレルギーの症状かなと思ったら、まず身近な医療機関であるかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医は、ていねいに病状を説明し、必要に応じ、ふさわしい医療機関を紹介してくれる役割を担っています。診断や治療方針(専門的な検査や治療を行う医療機関にかかったほうがよいか等)について、よく相談しましょう。また、的確な治療を受けるためには、症状の経過や変化を整理したり、知りたいことや疑問点を書き出す等の準備をし、要点を正確に伝えることも大切です。

日本アレルギー学会の専門医制度で認定された医師が、自分の居住地域にいるかどうかを知ることができます。

Q2.食物アレルギーの治療にはどのようなものがありますか?

A.治療の基本は、医師の正しい診断に基づき、必要最小限の原因食物を除去することです。原因となる食物の数や種類は一人ひとり異なり、症状も個人差があります。除去する食物の種類のほか、除去の程度や方法、期間について医師と十分相談しましょう。

Q3.離乳食を始める子どもがいますが、兄に食物アレルギーがあります。食物アレルギーを防ぐために離乳食を遅らせたり、食物を除去したほうがいいでしょうか?

A. 離乳食を開始する時期や食物の内容については、標準的な時期、内容で始めましょう。基本的には予防的な食物の除去は必要ありません。御家族に強いアレルギー病歴があるなど、必要な場合は、医師に相談することをお勧めします。

Q4.アレルギーの抗体検査(特異的lgE抗体検査※ )をしたところ、複数の食物が陽性と判定されました。すべて、除去したほうがいいでしょうか?

A. 抗体検査で陽性となっても食物アレルギーの症状が出るとは限りませんので、陽性となった食物のすべてを除去しなければならないということにはなりません。除去する食物については、医師と十分相談しましょう。

※特異的lgE抗体検査:どのようなアレルゲン(アレルギーの原因となっている食物)に対して、血液中にlgE抗体がどのくらいできているかを調べる検査。

(注)子どものアレルギーに合わせて安心できる食材や調味料を選び、栄養バランス良く食べるようにして下さいね!!


開催日 平成27年2月26日(木)
時間 10:30~12:30
講師 管理栄養士 反保多美子さん
参加者 24人

アップルパイ?

=栄養価は、大人1人分おおよそです。=

(熱量:101kcal,たんぱく質:1g,脂質:3g,カルシウム:3g,塩分:0g)

【材料】12個分

  • りんご      中1個
  • レモン汁     1個分
  • 三温糖      大さじ1.5
  • 片栗粉      大さじ1
  • ライスペーパー  大6枚
  • なたね油     大さじ1.5
  • シナモンパウダー 適宜

※大人2個・子どもは1個

【作り方】

  1. リンゴは皮をむき(加熱のするときに利用するので、捨てないで!)6等分にしてから、芯を取って1~2mm厚さのいちょう切りにする。
  2. 耐熱容器に(1)と皮+レモン汁を入れ、ふんわりラップをして700Wの電子レンジで5~8分かけ、皮を取り出して三温糖を振り掛ける
  3. ライスペーパーを、半分に切り、バットなどに水を入れた中で、1枚ずつ入れ柔らかくする。(1枚取り出してから次のを入れる!)
  4. 柔らかくなったライスペーパーの水を切り、真ん中に(1)の1/12をおき折りたたみ、バットに片栗粉を茶こし等で振り入れた上にのせ、全てができれば、上から、残りの片栗粉を振り掛けてまぶす。
  5. フライパンに、なたね油を熱し、(3)を入れ中火で両面こんがりと焼く
  6. 大人には、仕上げにシナモンパウダーを振り掛ける。
アップルパイ?

柿羊羹

(熱量:46kcal,たんぱく質:0.3g,脂質:0.3g,塩分:0g)

【材料】流し缶1個分

  • 干し柿(5個)    100g
  • a水        300cc
  • 粉寒天(一袋)    4g
  • b水       200cc 

【作り方】

  1. 干し柿は、流水で表面をさっと洗い、a水に柔らかくなるまで浸けておく。柔らかくなったら種とヘタを取り、刻んでから浸けていた水と共にミキサーにかける。
  2. 鍋にb水と粉寒天を入れて、良く混ぜ合わせてから火にかけ、沸騰させてから、火を止める
  3. (2)の中に(1)を入れて混ぜ合わせ、水で湿らせた流し缶又は、ラップを敷いたバットに流し入れ冷やし固め、人数分に切り分ける。

※生の柿の季節なら、生柿2個を(干し柿+a水)の代わりに皮と種を取った後、すりおろし(2)の寒天液の中に入れ、ひと煮立ちさせてお使いください!!

柿羊羹(かきようかん)

わかめせんべい

(熱量:110kcal,たんぱく質:1.7g,脂質:0.9g,塩分:0g)

【材料】12枚分

  • 米粉(上新粉)    50g   
  • カットわかめ    6g
  • なたね油      大さじ1.5
  • オーブンシート    適量

※大人2枚・子どもは1枚

【作り方】

  1. カットわかめを水でもどしておく。
  2. (1)の水を切って、米粉(上新粉)を混ぜ合わせる。
  3. 天板にオーブンシートを敷き、なたね油を敷いて(2)を12等分して、さらにオーブンシートを上にのせて薄くのばす。上のオーブンシートを外してから、200度に熱したオーブンで5+5分程焼き加減を見ながら ! 焼く。

※オーブントースターの時は、オーブンシートをアルミ箔に変えます。又、フライパンで、お好みのように焼いてもいいですよ!

※おやつをあげるときは、必ず、お茶などの甘くない飲み物と一緒にあげましょう!!

※又、食後と同じでおやつの後、必ず歯磨き(出来ない場合は、ブクブクうがい)をしましょうね!!

わかめせんべい

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