☆☆☆離乳食5つのお約束☆☆☆
☆離乳食は、食事に慣れるための練習です!!!
☆大切なことは無理をしないこと!☆約1年余り(5~18か月)という期限があることです!
☆☆☆離乳食は、5つのお約束を心がけて、楽しく取り組みましょう☆☆☆
(1)-1その子なりのペースで:赤ちゃんの発達には個人差があるので、離乳食の目安量にとらわれる必要はありません!その子なりのペースで進めましょう!
(1)-2ほかの子と比べない:赤ちゃんの発育・発達は個人差が多く、食への興味も異なるので、ほかの子と比べることはやめましょう。! ★心配な時は母子手帳に記載されている乳幼児身体発育曲線(成長曲線)で確認しましょう。!
(2)ママがイライラしない :本来、食事は楽しむものママがイライラしていると赤ちゃんに伝わり、食事の雰囲気が損なわれます。おおらかに取り組みましょうネ。!
(3)栄養バランスは2~3日単位で:主食(ご飯等の炭水化物・糖質)主菜(魚・卵・豆腐・肉等のたんぱく質)副菜(野菜や海藻類等のビタミン・ミネラルと果物や乳製品を揃えた栄養バランス(食事バランスガイド)を考えることは大切ですが、毎食・毎日気にしていると疲れてしまうので、2~3日単位で考えるようにしましょうネ!
(4)赤ちゃんの様子を観察:「おいしいね~!」と声をかけながら、赤ちゃんが食べている様子を確認。特に、初めての食べ物を与えた時は、体調の変化(ご機嫌?うんちやおしっこの回数?色など?)にも気を配って下さいね!
(5)食べる楽しさを教える:食事や食べ物に対する興味・関心は、離乳食からスタートします。楽しい雰囲気の中でいろいろな味を体験させて、赤ちゃんに機嫌よく食べる楽しさと食べる力を育みましょう。
☆☆☆離乳食豆知識☆☆☆
☆赤ちゃんの成長・発達の様子をよく見ながら離乳食を進め、親子の関係をより豊かなものにしていきましょう!
☆自分で食べる楽しみと、食べ物の触感・ひと口の量を赤ちゃんが自分で体験できるように、12ヵ月を過ぎると手づかみ食べを十分にさせてあげましょう!!!(食卓の周りを汚してもすぐに掃除できるようにしてから!)
★調理に手間をかけられない★ママが体調を崩した★外出時等には、ベビーフードも上手に活用しましょう!
(注)ベビーフードをあげるときは、必ずママが味見をして、必要な分だけ小鉢などに入れてから、味見したのとは別のスプーンであげましょう!(赤ちゃんの虫歯予防のために・・・)残ったベビーフードは清潔に取り扱い冷蔵庫などに保管して、その日のうちに消費しましょう!
☆一度にたくさん食べれない赤ちゃんにとって、間食(おやつは)食事のひっとつです!
☆乳幼児期の間食は、食事でとりきれないエネルギーや栄養素、そして水分などを補う良い機会です☆
☆3回の食事を規則的にして、間食を与えるならば時間と量を決めましょう!
☆おやつの後も、水や麦茶等をあげてお口の中に食べ物が残らないように口腔ケアーをしましょうネ!!!
!!離乳食ちょと悩んでしまう?こんな食品!!
食品名 |
5.6 ヶ月頃 |
7.8 ヶ月頃 |
9~11 ヶ月 |
12~18 ヶ月 |
コメント(基本的に加熱してからあげましょう!!) |
おもち | × | × | × | × | のどに詰まらせる心配があるので3歳位までは与えない |
長いも | × | × | ○ | ○ | 生のままでは、口の回りがかゆくなるのであたえない。加熱すればよい。 |
こんにゃく | × | × | × | ○ | 消化が悪いから12~18ヶ月から |
インスタント麺 | × | × | × | × |
避けたい食品の一つ |
フライ・天ぷら | × | × | ○ | ○ | 下痢をしやすいので量に注意して9~11ヶ月から |
厚揚げ・油揚げ | × | × | ○ | ○ | 湯通しして使用。まわりの揚げ部分を取り除きましょう。 |
ハム・ソーセージ | × | × | × | ○ | 与えるなら12~18ヶ月から無添加のものを。ゆでると塩分脂肪分が減る |
ベーコン | × | × | × | × | 塩分・脂肪分が多いので避けたい食品 |
背の青い魚 | × | × | ○ | ○ | アレルギーを起こしやすい!サバ・サンマ等は新鮮な物をよく加熱して与える。 |
刺身 | × | × | × | × | 雑菌の心配があるので、2~3歳までは加熱して与える |
イカ・たこ | × | × | × | × | 消化が悪いので赤ちゃんには不向き |
エビ・カニ | × | × | ○ | ○ | アレルギーを起こしやすい食品!与えるときは充分に加熱して与える |
たらこ・イクラ等 | × | × | × | × | 塩分・食品添加物が多く、消化も悪いので与えない |
かき・あさり等 | × | × | × | ○ | 12~18ヶ月からよく加熱して与える |
ちくわ・かまぼこ等 | × | × | × | ○ | 塩分や添加物が多いので12~18ヶ月から |
レンコン・ごぼう等 | × | × | × | ○ | 細かく刻んで加熱してから12~18ヶ月から |
キノコ類 | × | × | ○ |
○ | 消化しにくいので、細かく刻んで9~11ヶ月から |
しょうが・ニンニク | × | × | ○ | ○ | 刺激が強いので与えたくない食品。におい消しとしてなら9~11ヶ月から |
ケチャップ | × | × | ○ | ○ | 少量なら9~11ヶ月から |
マヨネーズ | × | × | ○ | ○ | 少量なら9~11ヶ月から |
みりん・酒 | × | × | × | ○ | アルコールを含むので、使用するときはアルコールを飛ばして少量を! |
だしの素・固形スープ | × | × | × | × | 与えたくない食品。手作りがベスト! |
香辛料 | × | × | × |
× | 与えたくない食品。カレーは9~11ヶ月から風味付に! |
ピーナッツ等 | × | × | × | × | 3歳までは食べさせない!気管に入って詰まる危険!アレルギーにも注意! |
ゼラチン | × | × | ○ | ○ | アレルギーを起こしやすい! |
こんにゃくゼリー | × | × | × | × | 窒息の危険!!幼児・高齢者にはたべさせないように!!! |
はちみつ | × | × | × | ○ | 1歳までは与えない!幼児ポツリヌス症の感染源になることがある!! |
寒天 | × | × | × | ○ | 消化しにくい食品! |
生クリーム | × | × | × | × | 乳脂肪が多いので、消化しにくい食品。赤ちゃんには不向き! |
アイスクーリム | × | × | × | × | 乳脂肪が多いので、消化しにくい食品。赤ちゃんには不向き! |
※水について!
育児用ミルクの調乳に使用したり、1歳未満の乳児に引用として与える場合は、軟水(カルシウム等のミネラル分含有量の少ない水)を必ず一度煮沸してからしようしましょう!!!
☆☆☆離乳食をつくろう~大人の献立からの取り分け☆☆☆
☆7・8か月以降になると〈取り分け離乳食が〉出来ます。
(注)食材は大人4人分+赤ちゃん4人分=大人6人分です。(栄養価は、大人1人分おおよそです!!)
(注)☆取り分け離乳食のポイント
開催日 | 2014年7月4日(金) |
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時間 | 10:30~12:30 |
講師 | 管理栄養士 反保多美子さん |
参加者 | 24人 |
(熱量:70kcal、たんぱく質:2g、脂質:0.3g、塩分:0.4g)
【材料】大人6人分(大人4人分+赤ちゃん4人分)
(作り方)
離乳食へは
(熱量:105kcal、たんぱく質:16.9g、脂質:1.3g、塩分:1.1g)(注)ジュレは入っていません!
【材料】大人6人分(大人4人分+赤ちゃん4人分)
ジュレ:
【作り方】
ジュレ:(残った場合は、瓶等に入れ2~3日中にサラダのドレッシングとして使用しましょう!)
離乳食へは:
☆だいこんナムル
(熱量:67kcal、タンパク質:1.3g、脂質:2.8g、塩分:1g)
【材料】大人6人分(大人4人分+赤ちゃん4人分)
【作り方】
離乳食へは:
☆パインヨーグルト羹
(熱量:110kcal、タンパク質:3.9g、脂質:3.1g、塩分:0.1g)
【材料】大人6人分(大人4人分+赤ちゃん4人分)
【作り方】
(注)缶詰の汁を水の代わりに使う時は、砂糖の量を加減してください¡もちろん生のパインアップルを使用するときもおなじです!!
離乳食へは::
1、授乳中のお母さんも、しっかり水分補給をしましょう!
夏を健康に過ごすためには、大人も子どももまずは水分と電解質の補給が大切です。完全母乳の場合、つい忙しいのと食欲低下とで授乳中なのについつい水分や栄養の補給を怠りがちになると母乳も減ってしまいます。知らないうちに母も子も脱水状態になりかねません。(注)コマメに水分補給をしましょう!(夏の間、食欲のない時の味付けは、いつもより少し濃いめに!)
2、食欲低下は、大人も赤ちゃんも同じ!
離乳食を少し冷たくしたり、水分を多くして食べやすくしましょう。
3、衛生面・食中毒に注意し、食べやすい離乳食にしましょう!
調理前には必ず手洗いをして、食材、調理器具や食器、布巾・台布巾等は、清潔に保ちましょう!
☆おかゆの保存法??
☆夏野菜を積極的に使いましょう!
7,8か月頃なら:トマトの皮をむいてつぶし、耐熱容器に入れ電子レンジで加熱し冷ます。
7,8か月頃なら:キュウリの皮をむいてすりつぶし、耐熱容器に入れ電子レンジで加熱し冷ます。
8,9か月頃なら:ナスビの皮をむいて茹でたり蒸したりしたものを冷たくして、少量のしょうゆや味噌で薄味を付ける。
☆意識して空腹を作りましょう!
生活リズムを整えましょう!
積極的に散歩や遊びの時間を取り入れましょう。
外出先(お散歩等も)での食事(おやつや水分補給)も楽しみましょう!
☆食べる意欲を育てましょう!
水分補給は水(湯冷まし)か麦茶やお茶で!甘い飲み物は次の食事に影響しますので避けましょうね!
食事は室内温度を下げて快適にしましょう!
出来るだけ、家族(大人)と一緒に楽しく食卓を囲みましょう!
手づかみ食べにもチャレンジしましょうね!